高峰秀子(1924-2010)、女優、随筆家。1924年北海道生れ。5歳のとき映画『母』で子役デビュー。以後、『二十四の瞳』『浮雲』『名もなく貧しく美しく』など300本を超える作品に出演。キネマ旬報主演女優賞、毎日映画コンクール女優主演賞ほか、受賞数は日本映画界最多。55歳で引退。名随筆家としても知られ、『わたしの渡世日記』(上・下 新潮文庫)で第24回日本エッセイスト・クラブ賞受賞。『巴里ひとりある記』(新潮社)、『人情話 松太郎』(文春文庫)、『台所のオーケストラ』(同前)、『にんげんのおへそ』(新潮文庫)、夫・松山善三との共著『旅は道づれアロハ・ハワイ』(中公文庫)など著書多数。2010年12月28日死去。享年86。
松山善三、脚本家、映画監督。1925年兵庫県生れ。岩手医学専門学校中退。1961年、『名もなく貧しく美しく』で監督デビュー。同作と『人間の條件』『二人の息子』で第16回毎日映画コンクール脚本賞を受賞。ほかに『乱れる』『恍惚の人』『人間の証明』などの脚本、『典子は、今』『われ一粒の麦なれど』など多くの問題作を監督・脚本家として世に送る。映画・テレビ・舞台・ラジオで手掛けた脚本は1000本を超える。著書に『厚田村』『氷雪の門』(いずれも潮出版社)、『依田勉三の生涯』(2012年ハースト婦人画報社から復刻)など。
斎藤明美、作家。1956年高知県生れ。津田塾大学卒業。高校教師、テレビ構成作家を経て「週刊文春」の記者を20年務める。1999年、初の小説「青々と」で第10回日本海文学大賞奨励賞を受賞。2009年、松山善三・高峰秀子夫妻の養女となる。著書に『高峰秀子の捨てられない荷物』(文春文庫)、『最後の日本人』(清流出版)、『家の履歴書』全3巻(キネマ旬報社)、『高峰秀子の流儀』『高峰秀子との仕事1・2』(いずれも新潮社)など。
发表于2024-11-16
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秘蔵アルバム、日用の品々、愛した猫……。初公開写真とエピソードで、誰も知らない大女優の普段の暮しぶりを明かす。高峰さん自身が望んだ最初で最後、家族3人の共著!
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