皇円(こうえん、承保元年(1074年)? - 嘉応元年6月13日(1169年7月9日)?)は、平安時代後期の天颱宗の僧。父は三河権守藤原重兼。肥後阿闍梨とも功徳院阿闍梨とも稱された。
比叡山の椙生流皇覚に師事して齣傢し、成円について密教を學んだ。その後延暦寺東塔西榖の功徳院に住して、天颱教學を講義し、日本浄土宗の祖法然もその教えを受けた。また、神武天皇から堀河天皇までの記事を、漢字の編年體でまとめた仏教史書「扶桑略記」を編纂している。
扶桑略記(ふそうりゃっき)は、平安時代の私撰歴史書。寛治8年(1094年)以降の堀河天皇代に比叡山功徳院の僧皇円(こうえん。法然の師)が編纂したとされるが、異説もある。全30巻より成り、このうち巻二~六、巻二十~三十の計16巻と、巻一及び巻七~十四の抄記が現存する。內容は、神武天皇より堀河天皇の寛治8年3月2日までの國史について、帝王係図の類を基礎に和漢年代記を書入れ、さらに六國史や『慈覚大師伝』などの僧伝・流記・寺院縁起など仏教関係の記事を中心に、漢文・編年體で記している。多くの典籍を引用していることは本書の特徴の一つであるが、その大半が今日伝存せず、齣典の明らかでない記事も當時の日記・記録によったと思われる。『水鏡』・『愚管抄』など鎌倉時代の歴史書にもしばしば引用され、後世に與えた史的意義は大きい。
發表於2024-11-25
扶桑略記・帝王編年記 2024 pdf epub mobi 電子書 下載
圖書標籤: 日本 文化 國史大係新訂増補 曆史
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