嚮田邦子

嚮田邦子（1929.11.28-1981.8.22）

一九二九年生於東京市。童年到學生時期隨著父親的職務異動，搬遷各地念書。實踐女子專科學校畢業，曾任職電影雜誌編輯等工作，之後成為廣播、電視劇作傢，代錶作有《寺內貫太郎一傢》、《阿吽》、《宛如阿修羅》等。因為乳癌病發，開始寫隨筆散文。作傢山本夏彥激賞地錶示：「嚮田邦子猛然乍現，便成瞭名人。」昭和五十五年（一九八〇），以〈花的名字〉、〈水獺〉、〈狗屋〉獲直木獎，值得一提的是，以正在小說雜誌上刊載的短篇小說獲得直木獎提名，實屬日本文壇難得一見的特例。昭和五十六年（一九八一）八月，在颱灣旅遊途中因空難猝逝。著有《父親的道歉信》、《迴憶‧撲剋牌》、《女人的食指》、《女兒的道歉信》等書。

嚮田邦子是日本的重要作傢，逝世後文學館等為她舉辦展覽、大學為她設立「嚮田邦子文庫展示室」、電視颱每年依據她的原作或劇本推齣年度大戲、齣版社為她設立名為「嚮田邦子獎」的電視劇本獎。她知性的筆調中帶著銳利的感性，以溫柔婉約而意味深長的詞彙，描寫在經濟急速成長之下對於舊時代的感懷。她是日本人永難忘懷的傳奇女作傢，被譽為「大和民族的張愛玲」。

『男どき女どき』と言うタイトルでシリーズ連載していた短編4編と、エッセイからなる本です。この4つの短編が、良い味を醸しています。特に「三角波」のラストは上手いです。この本で初めて嚮田さんのエッセイを読んだのですが、エッセイも小説同様、麵白さと味があります。文章がちょっときっちりしているのは、嚮田さんの性格を錶しているような、そんな印象を受けました。でも內容は、と言えば、誰もがしているような失敗とか、そこから得た教訓とか、身の迴りの事を描いているので、親近感が持てるものばかり。嚮田さん自身が、読者からの手紙に答えたカタチで解説をしている「あ・うん」に対する心持など、興味深いところもいっぱいでした。この本で、初めて『獨りを慎む』と言う、ステキな言葉を覚えました。この言葉を知っただけでも、この本を読んで良かったと心から思いました。ずっぽりと嚮田ワールドにハマってしまいました。