築前の小藩・鞦月藩で、専橫を極める傢老・宮崎織部への不満が高まっていた。間小四郎は、誌を同じくする仲間の藩士たちとともに糾弾に立ち上がり、本藩・福岡藩の援助を得てその排除に成功する。藩政の刷新に情熱を傾けようとする小四郎だったが、傢老失腳の背後には福岡藩の策謀があった。藩財政は破綻寸前にあり、いつしか仲間との絆も揺らぎ始めて、小四郎はひとり、捨て石となる決意を固めるが―。いま最も注目を集める新鋭が放つ、いぶし銀の傑作。
各紙誌で絶賛!
時代小説界に、さわやかな風が吹いた──島內景二氏(共同通信 配信)
小四郎のような政治傢が現代にいないのは殘念──末國善己氏(週刊現代 3月14日號)
感動と靜謐に満ちた傑作──縄田一男氏(日本経済新聞 2月18日夕刊エンジョイ読書欄)
發表於2024-12-27
鞦月記 2024 pdf epub mobi 電子書 下載
圖書標籤: 時代小說 葉室麟 日本文學
鞦月記 2024 pdf epub mobi 電子書 下載