山田 慶兒(やまだ けいじ、1932年3月7日 - )は、日本の科学史家。京都大学名誉教授、国際日本文化研究センター名誉教授。専門は、東アジア科学史。福岡県出身。
1955年 京都大学理学部卒業
1959年 京都大学大学院文学研究科西洋史学専攻修士課程修了
1959年10月 京都大学人文科学研究所助手
1966年4月 同志社大学工学部助教授
1970年5月 京都大学人文科学研究所助教授
1978年4月 京都大学人文科学研究所教授
1989年3月 京都大学退官
1989年4月 国際日本文化研究センター教授
1995年2月 京都大学名誉教授
1997年3月 国際日本文化研究センター名誉教授
龍谷大学客員教授も務めた。
栗山茂久
1954年、東京都生まれ。 国際日本文化研究センター助教授。著書に『歴史の中の病と医学』(共編)思文閣出版, 1997年。 The Expressiveness of the Body and the Divergence of Greek and Chinese Medicine (New York: Zone Books, 1999)。
发表于2024-11-17
歴史の中の病と医学 2024 pdf epub mobi 电子书
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日本の伝統医学の発展を決定的に方向づけたのは中国医学の受容である。その基礎概念-気血・陰陽・五臓六腑など-を考えても、また湯液・鍼・灸などの治療法をみても、中国医学の絶大な影響が明白である。しかし、この中国から輸入した概念や技法で築き上げられた日本の医学は、けっして中国医学と同一のものにはならなかった。五行循環のような、中国の医者たちが重んじたパラダイムは、日本では比較的軽視され、逆に、腹診のような、中国では周辺的な技法が、日本では欠かせない診断法になった。この二例が示すように、日中の医学を丁寧に比べてゆくと微妙な「ずれ」-重点の移動-が随所に窺える。こうした重点移動の文化・社会的背景と歴史的変遷を考究するのが、一九九四年から一九九七年にかけて国際日本文化研究センターで行った共同研究「歴史の中の病と医学-日本を中心に」の主たる目的であった。本書はその報告である。
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