高橋稔(たかはし みのる)
1936年東京都に生まれる。東京大學大學院人文科學研究科中國文學専攻博士課程単位取得退學。私立武蔵學園高等學校教諭を経て、1974年東京學蕓大學講師、翌年助教授、1977年教授就任。1993年山形大學教育學部教授。2001年定年退職。現在も語り物の研究を続けている。著書に『中國説話文學の誕生』(東方書店)などがある。
六朝時代以前の古い語り物の例として、荊軻の始皇暗殺の物語や、「連理の枝」につながる引き裂かれた夫婦の話などを翻訳。原文も掲載し、語りのリズムの痕跡を追究する。また、「捜神記」や「幽明録」といった「誌怪小説」の生みの親「列異伝」の逸文50種を翻訳収録。齣世を予知する「産神問答」やタブーを知って妖怪を退治する話の型などを掘り下げ、誌怪小説と語り物が相互に與えた影響を見る。最後に、六朝誌怪から唐代伝奇まで、あらゆる話を集めた「太平広記」と比較することで「列異伝」の特徴を考察する。
發表於2024-11-25
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