描かれた動物は何を語っているのか。
象徴、擬人化、地口(ことば遊び)の三つの思考から動物畫を分析。
失われた江戸文化の深層を探る、著者による花鳥畫三部作の完結編。
第1章 日本人と動物蕓術―「はじめに」に代えて(「かわいい、りりしい、たのもしい」―動物畫と動物寫真;江戸時代動物畫の範疇 ほか)
第2章 “月の兎”の図像と象徴(現代に棲む“ウサギ”たち;“月の兎”という言説 ほか)
第3章 蟲たちの在り処―擬人化の詩學(蟲けら曼荼羅の宇宙;江戸の蟲畫 ほか)
第4章 “眠れる豬”という祝福―動物寫生畫・森派とことば(森一鳳筆「豬図」;森派と「寫生」 ほか)
第5章 仔犬と髑髏―長沢蘆雪畫をめぐる“ことば遊び”とフォークロア(長沢蘆雪筆「幽霊・仔犬に髑髏・白蔵主図」の謎;“幽霊畫”の言説、そして応挙―中幅「幽霊図」の背景 ほか)
江戸時代の人びとは,動物に何を語らせようとしてさまざまな動物畫を描いたのか.象徴・擬人化・地口(ことば遊び)の三つの視點から,主に兎,豬,子犬,昆蟲が描かれた作品を分析し,江戸文化の深層を探る.博物學の成果を核に,民俗學・國文學・歴史學をふまえた畫期的労作.
發表於2024-12-22
江戸の動物畫―近世美術と文化の考古學 2024 pdf epub mobi 電子書 下載
圖書標籤: 鳥獸魚藻 藝術史 藝術/藝術史/美術/美術史 美術史 博物畫
純看畫和江戶文化…不過這本來就不是啥研究專著
評分好瞭,我決定轉嚮池澤一郎瞭……
評分純看畫和江戶文化…不過這本來就不是啥研究專著
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