第一編 『雲笈七籤』とその時代
『雲笈七籤』の基礎的考察
『雲笈七籤』を生み出した北宋前半期の思想界
『雲笈七籤』の諸本―道蔵本・清真館本・道蔵輯要本
第二編 仏典改換による道典の作成―巻九十五「仙籍語論要記」所収の諸道典
『昇玄内教経』について
『太上一乗海空智蔵経』について
『無上内秘真蔵経』について
『大乗妙林経』について
第三編 『雲笈七籤』所収の修道諸論
『坐忘論』の安心思想
『老君太上虚無自然本起経』の修道論
『服気精義論』から『幻真先生服内元気訣法』、『太无先生服気法』へ
『元気論』の思想
第四編 『雲笈七籤』所引典籍の思想
『太上業報因縁経』における応報論
『海空智蔵経』「序品」における因縁説
陸希声『道徳真経伝』における思想と論理
附論 道教思想史研究における二、三の問題
顧歓『夷夏論』に見える「道教」について
成玄英の「一中」思想とその周辺
所謂重玄派と重玄思想―『道徳真経広聖義』所説の検討
現存道徳経諸注釈から見た唐代思想の展開
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收起)