2006年3月。北陸地方のF県勝野市で、老夫妻が火葬場で焼死する事件が起きた。遺書が遺されており、妻が認知癥を患っていたことから、警察では老老介護を苦にした心中と見られ、マスコミでは社會問題を浮き彫りにするショッキングな事件と報じられた。
半年後、雑誌記者の伊能は現地取材のため、勝野市を訪れた。限界集落である住民たちの口は重いが、伊能の調査、住民たちの告白により、詳細が明らかになった。
事件前年の2005年6月。心中した青木夫妻は、老老介護の生活ながらも、穏やかに暮していた。あるとき妻の和子は、近隣住民の赤星が、息子の幸太郎を虐待する場麵を目撃した。幸太郎から救いを求められた和子は、とっさに赤星を殺害してしまった。青木や彼と親しい近隣住民たちがそれを知ったが、青木の懇願や、赤星が悪名高いこと、認知癥の和子は警察の取り調べには耐えきれないであろうことから、赤星の遺體を処分し、事件を隠蔽した。和子は事件の記憶を失い、父を憎悪していた幸太郎は寺に引き取られ、穏やかな日々が戻った。
1か月後、和子の認知癥が徐々に治癒し、それと共に殺人の記憶も甦り、次第に罪悪感が和子を苦しめ始めた。それを知った青木は、老齢の自分の命が長くないであろうことから、心中を持ちかけ、和子も同意した。そして半年以上におよぶ入念な準備の末、夫妻の結婚記念日に心中した。共に事件を隠蔽した住民たちも、夫妻から屆いた手紙で、初めて心中の決意を知ったのだった。真相を知った伊能は、夫妻の最期を、ある意味で幸せな最期だったかもしれないと、想いを馳せた。
青木夫妻の最期の日である結婚記念日、夫妻はカーステレオで交響麯第9番『喜びの歌』を流しつつ、火葬場で手を取り閤い、生地の土に還ることを喜びつつ、笑顔で炎に包まれた。最期は火葬場で、2組の骸骨が手を取り閤う姿で、物語が終わる。
發表於2024-11-16
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圖書標籤: 漫畫 青年漫 日本 青年 言情 日漫 懸疑推理 一般嚮
解迷夫婦二人自殺的原因,是因為拯救、愧疚、和愛。 但是作者就是以旁觀者的角度來畫的,父親對兒子的施虐,以主視角去聽這些故事而不是經曆的話,帶入感很差,而且顯得很刻闆。
評分一六六,2019年10月10日讀完,中期爆點不錯啊,結局不錯但看起來有點疼啊。劇情總的來說還不錯,但總感覺三觀有一點點不對,雖然感覺幾個人做的是對的。
評分譯名:歡樂頌,單捲完結。雖然改編自現實事件,但作者選用的唯有結果,動機與過程皆為自設。閱讀前曾受某評論誤導,以為是他殺僞裝自殺,當發現居然確實為老年夫婦間同生共死的愛情故事時,反倒有點意外……當然,背後還是彆有隱情的,盡管方嚮與預想不同。
評分很不錯的暖暖的愛
評分一六六,2019年10月10日讀完,中期爆點不錯啊,結局不錯但看起來有點疼啊。劇情總的來說還不錯,但總感覺三觀有一點點不對,雖然感覺幾個人做的是對的。
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