明治39年(1906)新潟県柏崎市鯨波に生まる。早稲田大學文學部國文學科卒。元昭和女子大學教授。主著は『日本文學の新係譜』(1943)・『源氏物語詳解-その語法と評釈』(1959)・『大鏡新考』(1974)・『大鏡全評釈』(全2巻,1979)・『大鏡研究序説』(1979)など。昭和58年沒。
平安朝期、藤原氏栄華の世界の男の生きざまを、男の手によって內部告発的に描き齣した異色の歴史文學作品。敘述は紀伝體であるがそれが卻って登場人物の性格を特徴的に捉え、あざやかな人物像を照し齣し、四人の話者の語り口と相まって、歴史の見方のとかく片寄りがちな弊を巧みに避け得て、謀略的事件の真相を伝えている。歴史の鏡に寫る當代一七六年間の登場者にあびせる真実と讃美と批判のはざまに、和泉式部紫式部も顔を齣す。
發表於2024-11-10
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圖書標籤: 日本文學 日本平安 日本曆史 古典
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