中国道教の展開

横手裕［ヨコテユタカ］１９６４年生まれ。東京大学文学部卒業。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。専攻、中国思想史。現在、東京大学大学院人文社会系研究科准教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

出版者:山川出版社

作者:横手裕

页数:89

出版时间:2008/06/30

价格:765 (税込)

isbn号码:9784634349346

丛书系列:世界史リブレット

图书标签:道教海外中国研究日本思想史历史

中国では伝統的に儒教・仏教・道教の三教がそれぞれ独自の世界観を提示しつつ並存し、人びとはそれらを取捨選択しながら精神世界を形成してきた。

このうちの道教については、知識人から異端扱いされてきたことや、経典類が一般に流通しづらかったこと、あるいは文化大革命で徹底破壊されたことなどから、詳しい研究が難しい状況が続いた。

しかし近年ようやくさまざまな束縛が解け、正確な理解が可能になりつつある。

中国史のなかの道教

１　道家と神僊

２　宗教的信仰集団と経典の形成

３　道教教理の大成

４　宋代以降の変貌

５　現代の道教