幼少期に怪奇映画とハワード・フィリップス・ラヴクラフトの幻想小説に親しむ。ラヴクラフトの作品に登場する「クトゥルー神話」を題材にした作品が多いのはこのため。
銚子市立銚子高等学校を経て、青山学院大学法学部卒業。青山学院時代には推理小説研究会の会長を務め、顧問の山村正夫に師事。同期には作家の竹河聖がいる。また早稲田大学の学生たちが創設した「幻想文学会」にも参加[1]。水田冬樹彦や三枝藤夫という名義でロビン・ヤング『オリンピック村の誘惑』(広済堂出版、1979年)など合計4冊のポルノ小説を翻訳したこともある[2]。
フリーライターを経て、1982年、『魔界都市〈新宿〉』(朝日ソノラマ)でデビュー。 1985年『魔界行』(祥伝社)を発表、ベストセラーとなり夢枕獏とともに伝奇小説の旗手となった。他に『魔界都市』や『吸血鬼ハンターD』など多数のシリーズを持ち、現在に至るまで(文庫化も含めると)ほぼ毎月数冊のペースで作品の執筆・刊行を行っている。
古今東西のホラー映画に造詣が深く、小説のほかにホラー映画解説の著書も複数ある。80年代のホラー映画ブーム時には朝日ソノラマの「宇宙船」誌において、X君のペンネームで当時は輸入ビデオでしか見られなかった多数のB級ホラー、スプラッター映画の紹介をし、ブームに貢献した。また怪談漫画も愛好しており、貸本怪談漫画のアンソロジーを刊行している。 邦画はなぜダメなのかと問われたが「プロデューサーが低脳で脚本家が白痴だから」と即答し関係者を激怒させた。
发表于2024-11-20
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