野田/仁 1974年生まれ。東京外國語大學アジア・アフリカ言語文化研究所準教授。専攻:中央アジア史、露清関係史 小鬆/久男 1951年生まれ。東京大學名譽教授。専攻:中央アジア近現代史(本データはこの書籍が刊行された當時に掲載されていたものです)
今日のグローバリズムの時代において、世界はますます距離を縮めている。中央ユーラシア地域もまた例外ではない。しかしながら、今の日本において、中央アジアからヴォルガ・ウラル、クリミア、コーカサスまでを含むこの広大な空間について、はっきりとした地域像が結ばれるとはいいがたい。その歴史像は漠然としたイメージが先行して語られることが多いだろう。本書は、1991年のソ連解體を経て大きな変容を遂げた中央ユーラシア史研究の最新の成果を、とりわけこの地域が近代帝國に包摂されていく19世紀から20世紀初頭に焦點をあてて多麵的に示し、より鮮明な歴史像を描こうとするものである。各章の考察によって、中央ユーラシア史の最大の魅力とも呼ぶべき、民族・言語・文化といった多様な要素の共存がいっそう浮き彫りになるだろう。近代中央ユーラシアの知られざる動態。最新の研究成果をもとに、多様な角度から鮮明な歴史像を描く。
發表於2024-12-24
近代中央ユーラシアの眺望 2024 pdf epub mobi 電子書 下載
圖書標籤: 蘇東研究 新疆 曆史 中亞研究
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