古賀敬太
こが・けいた
1952年、福岡県生まれ。早稲田大學政治経済學部卒業。京都大學法學研究科博士課程修瞭。博士(法學)。現在 大阪國際大學現代社會學部教授。
著書『ヴァイマール自由主義の悲劇――岐路に立つ國法學者たち』(風行社、1996)『カール・シュミットとカトリシズム――政治的終末論の悲劇』(創文社、1999)『政治思想における自由の伝統』(晃洋書房、2001)『シュミット・ルネッサンス』(風行社、2007)『政治思想の源流――ヘレニズムとヘブライズム』(風行社、2010)『コスモポリタニズムの挑戦』(風行社、2014)『西洋政治思想と宗教――思想傢列伝』(風行社、2018)。編著『政治概念の歴史的展開』(第1巻-第6巻、第8巻、晃洋書房、2004-16)。論文「矢內原忠雄の政治思想(1)-(6)」(『國際研究論叢』第28巻2號(2015. 1)、第29巻3號(2016. 3)、第30巻1號(2016. 10)、第30巻3號(2017. 3)、第32巻1號(2018. 10)、第32巻2號(2019. 1))。
カール・シュミット(1888-1985)とは何者か。政治思想傢なのか法學者なのか。ナチス・ドイツの禦用學者なのか、それとも狀況に反応するカメレオン的人物なのか。『政治的なものの概念』『政治的ロマン主義』『政治神學』『憲法論』『現代議會主義における精神史的地位』など多くのロングセラーをもち、同時代のベンヤミンやその後のデリダ、アガンベンなど數々の論者も言及するシュミットの全體像を、青年時代から晩年までの作品読解を軸に、當時の國法學者や政治傢の動嚮やシュミットの日記・書簡を通して、第一人者が描く。
シュミットが活躍をはじめたワイマール共和國期は、國內の政治経済が混亂し、國外からの圧迫も多く、ワイマール憲法に基づきながらも、緊急権が連発されていた。本書の中心テーマは、シュミットが「非常事態=例外狀態」をどのように解釈したのか、その解釈がいかに変容し、ナチス時代には「総統が最高の司法」とまで言うようになったのか、その変容のプロセスおよび「緊急事態=例外狀態」のあり方を、シュミットの思想の可能性と限界に迫りながら考察するものである。
憲法と國傢はどちらが優先するのか。「緊急事態=例外狀態」は法秩序の內にあるのか外にあるのか。シュミットの生涯の軌跡を媒介として、法と國傢とわれわれのあり方について考える。
發表於2024-12-23
カール・シュミットとその時代 2024 pdf epub mobi 電子書 下載
圖書標籤: 施米特 政治哲學
視野很廣,但總體而言平鋪直敘,關鍵地方點到為止
評分視野很廣,但總體而言平鋪直敘,關鍵地方點到為止
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