酒井 健
1954年、東京生まれ。東京大學文學部フランス文學科卒業後、同大學大學院に進學。パリ大學でバタイユ論により博士號取得。法政大學文學部教授。『ゴシックとは何か』で2000年サントリー學蕓賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された當時に掲載されていたものです)
おびただしい柱列、過剰なまでの突起や彫刻、秩序や比例を超える高みをめざしたゴシック建築。アミアン、ケルン、シャルトルなどヨーロッパの多くの都市に今も殘るこれらの教會の異様な建築様式はなぜ生まれたのか。聖堂內部は大自然のイメージで彩られ、故郷を追われた異教徒である農民たちの信仰心をキリスト教化するのに役立つ一方、その昇高性や過剰な裝飾性は國王や司教たちの権威の格好の象徴となった。ゴシック様式を論じるにとどまらず、誕生から受難そして復活にいたるまでを、歴史・社會・文化的な深みに降り立ち、十全に解き明かしたサントリー學蕓賞受賞の意欲作。ゴシック復活としてのガウディ論を追補した決定版。
發表於2024-11-12
ゴシックとは何か―大聖堂の精神史 2024 pdf epub mobi 電子書 下載
圖書標籤: 藝術 日文 建築
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