(1958-2005)東京生れ。文筆傢。「通言室乃梅」で漫畫傢としてデビュー。以來、一貫して江戸風俗を題材にした作品を描き、1984(昭和59)年『閤葬』で日本漫畫傢協會賞優秀賞、1988年『風流江戸雀』で文藝春鞦漫畫賞を受賞。『二つ枕』『百日紅』『東のエデン』『ゑひもせす』など漫畫作品のほか、『江戸へようこそ』『大江戸観光』『隠居の日嚮ぼっこ』『お江戸風流さんぽ道』などエッセイストとしての著書も多いが、『ごくらくちんみ』『4時のオヤツ』では小説傢としても腕の冴えを見せた。2005(平成17)年7月、下咽頭がんのため46歳で逝去。最後まで前嚮きで明るく、人生を愉しむ姿勢は変わらなかった。
未婚の母を決意したタマヨが食べたいという「たたみいわし」。幼なじみの墓參の帰りに居酒屋で味わう「かつおへそ」。元放蕩息子のロクさんが慈しみつつ食す「ひょうたん」。ほかにも、「青ムロくさや」「からすみ」「ドライトマト」など68種。江戸の達人が現代人に贈る、ちんみと酒を入り口にした女と男の物語。全編自筆イラスト付き。粋でしみじみ味わい深い、著者最後の傑作掌編小説集。
發表於2024-11-14
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圖書標籤: 杉浦日嚮子 日本
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