大阪女子大學名譽教授で関西大學教授の片桐洋一先生は、人も知る中古文學界を代錶する研究者のお一人である。昭和六年のお生まれで、平成十三年九月にめでたく古稀を迎えられたが、今なお若々しい情熱をもって、研究と教育に勵んでおられる。そこで、発足以來先生が手塩にかけて育てられた和歌文學會関西例會と関西平安文學會という二つの會の活動を通じて、先生の學恩・厚宜を辱くした者がここに相集い、日頃の研鑚の成果を発錶すべく、記念の論集を齣版することにした。題して『王朝文學の本質と変容』。
本書は韻文編と散文編の二冊からなるが、各々編者である片桐先生のご論考も含めて、執筆者の數は、韻文編が38名、散文編が31名という大冊である。この二冊の論集が、和歌文學界や中古文學界に寄與するところ大なることを願い、かつは執筆者各自のさらなる飛躍の契機となることを祈念して、世に送り齣す次第である。
發表於2024-11-25
王朝文學の本質と変容(散文編) 2024 pdf epub mobi 電子書 下載
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