鮎川哲也編集で『本格推理』が始動したのは、1993年4月のことだった。
以來、本編15冊と別巻5冊の計20冊を刊行。
その後、『新・本格推理』へと受け継がれ、ここから數多くの作傢が巣立ってきた。
本著では、シリーズ齣身の作傢6人と、「7番目の椅子」獲得者による書下ろし
作品を収録。
閤わせて、評論や対談を通じて、シリーズが果たした功績を総括する。
三津田さんの目當てで買いました。
収録作は刀城言耶シリーズの短編「死霊の如き歩くもの」です。
三津田さん以外は、のっちんは初めて読む作傢さんでした。
●死霊の如き歩くもの 三津田信三
刀城言耶の學生時代の事件。
雪が降った後の密室的な狀況での殺人事件。
犯人はどうたって被害者を殺したのか?
機械的なトリックです。
思わず、なるほど!と唸っていまいました。
ところで、言耶最初の事件「九つ岩石塔殺人事件」はいつ書かれるのかな?
●花散る夜に 光原百閤
光原さんご自身のコメントのとおり、本格と言えるのか微妙ですね。
ちょっとファンタジー要素もあり。
●時速四十キロの密室 東川篤哉
走行中のトラックの荷颱で、人が首を切られて殺された。
偶然の悪戯とでも言うんでしょうか。
●ハンギング・ゲーム 石持淺海
日本が獨裁國傢になってるという設定。
これおもしろかった。
最後はまだ続くっぽい終わり方だったよ。
続きが読みたい。
●聖アレキサンドラ寺院の慘劇 加賀美雅之
舞颱は革命直後のロシア。
カナリ複雑な機械的トリック。
ちょっと、複雑すぎかな…。
図で説明されてたけど、わかりにくかった。
●かれ草の雪とけたれば 鏑木蓮
舞颱は大正時代。
まさか屋根が〇〇〇〇〇になってたとはね。
なかなか壯大なトリックですな。
●だから誰もいなくなった 園田修一郎
近未來の話し。
〇〇〇殺人っつ~のはおもしろいんだけど、わかりにく!
だから、もう1迴解決編を読み返したんだけど、やっぱりわからん!
けっこう複雑です。
特別編だけあって、なかなかおもしろい作品ばかりでした。
星は4つ~。
發表於2024-12-22
新・本格推理(特別編) 2024 pdf epub mobi 電子書 下載
圖書標籤: 三津田信三 石持淺海 推理 推理短篇集 光原百閤 短篇集 日語 日係推理
好評:死霊の如き歩くもの-三津田信三-詭計,ハンギング・ゲーム-石持淺海-劇情,だから誰もいなくなった-園田修一郎-邏輯推理+設定。
評分好評:死霊の如き歩くもの-三津田信三-詭計,ハンギング・ゲーム-石持淺海-劇情,だから誰もいなくなった-園田修一郎-邏輯推理+設定。
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