ほしお さなえ(1964年5月21日 - )は、日本の作家、詩人。東京生まれ。東京学芸大学卒業。旧筆名は大下さなえ。小鷹信光の娘で東浩紀の妻。本名・東さなえ。
1995年、「影をめくるとき」で第38回群像新人文学賞優秀賞(萩山綾音名義)。同年、月刊カドカワにて詩人としてデビュー。2002年、「ヘビイチゴ・サナトリウム」で第12回鮎川哲也賞最終候補。
发表于2024-12-27
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中高一貫教育の女子校の屋上から、高3の生徒が墜死した。様々な噂が飛び交うなか、男性国語教師も屋上から墜死する。二人の死の真相は?小説家志望の彼は、死んだ女生徒と協力しあって書き上げた作品の新人賞受賞を死の直前に辞退していた。ある雑誌で作品中の文章と同じ文章を発見したからだ。なぜ、そんなことになったのか?その文章の真の作者は誰なのか?女生徒の登場する原稿、しない原稿、P・オースターの小説『鍵のかかった部屋』…錯綜するテキストと教師の自殺した妻が残したネット・サイト「ヘビイチゴ・サナトリウム」に隠された秘密とは?そして浮かび上がる密室殺人。詩人である作者の独特な言語感覚に彩られた、見事なミステリ・デビュー作。
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