黒革の手帖〈下〉

松本清張Matsumoto Seicho（1909-1992）1909年生於北九州市小倉北區。因家境清寒，十四歲即自謀生計。經歷過印刷工人等各式行業後，任職於《朝日新聞》九州分社。1950年發表處女作＜西鄉紙幣＞一鳴驚人，並獲選為直木賞候補作品；1953年以＜某「小倉日記」傳＞摘下芥川賞桂冠，從此躍登文壇，開啟了專業作家的生涯。1957年2月起於月刊上連載《點與線》，引起巨大迴響，開創了社會派推理小說的先河。終其一生，以其旺盛的創作力著作等身，涵蓋小說、評傳、紀實文學、古代史、現代史等，堪稱昭和時代最後一位文學巨擘，亦是後輩作家景仰的一代宗師。

出版者:新潮社

作者:松本清張

页数:326

出版时间:1983-1

价格:77.00元

装帧:文庫

isbn号码:9784101109541

元子を恨む波子は楢林と別れ、大物総会屋をパトロンにクラブを開く。政治家秘書の安島を通じ、医大の裏口入学者のリストを手中にした元子は、橋田をおどし、一流クラブ、ルダン買取りの仮契約を結ぶ。しかし、橋田、安島らの仕組んだ罠が元子を待ち受ける。安島との一夜での妊娠の不安に怯える元子の前には黒服の男たちが……。夜の世界に生きる女の野望を描くサスペンス長編。