本の內容
江戸浮世絵だけが、日本の浮世絵ではない。近世寛政期以來、上方で庶民に親しまれ、寫楽にも影響を與えたといわれる、豊饒な上方浮世絵の世界があった。しかし殘念ながら、その世界は省みられることなく今日に至り、我が國よりはむしろ海外での評価が高かった。本書は、その埋もれていた上方浮世絵を掘り起こし、長年にわたり調査研究を行って來た一研究者の真摯な探究書である。父子相伝として唯一、五代続く長榖川小信とのインタビューを巻頭に掲げた。
浮世絵師・故四代目長榖川貞信の足跡をめぐる座談會と、「流光斎」「閤羽摺り」など様々なテーマを扱う論考八編より成る。カラーを含む図版、資料など多數収録する。
目次
長榖川貞信をめぐって—四代目貞信夫人と五代目小信に聞く
上方浮世絵のながれ
流光斎如圭—上方浮世絵の始まり
璃寛と芝翫—芝居を支えるスターたち
天保改革と上方浮世絵
猿雀という絵師
十代のスター中村玉七
閤羽摺りについて
コレクション
發表於2024-11-26
上方浮世絵の世界 2024 pdf epub mobi 電子書 下載
圖書標籤:
上方浮世絵の世界 2024 pdf epub mobi 電子書 下載