日本赤軍・重信房子の娘が書いた數奇な半生
國籍を持たず、身分を隠し、英雄の娘としての衿持を抱いて生きてきたメイさんが、母のこと、仲間のこと、學生生活、戀愛……すべてを書きおろした衝撃の手記。
こういう生き方――
「日本赤軍のリーダー、國際的なテロリストとして、世界に名を轟かせた重信房子に1人の娘がいた。メイである。その生い立ちは、何萬人に1人という數奇な運命を背負っていた。28歳まで國籍も持てなかった。日本では犯罪者として捕えられている母を、メイは、「この母の子に生まれたことを誇りに思う」と言い切っている。聡明で、心やさしく、感性の豊かなメイに、誰でも友人として思わず手をさしのべたくなるだろう。そういう魅力をこの手記は持っている。」 ――(瀬戸內寂聴)
日経BP企畫
秘密 パレスチナから桜の國へ母と私の28年
著者は「母」と「お母さん」という2つの単語を使い分けている。母とは血のつながった母親の重信房子を指し、お母さんとは傢族として生活をともにして幼い頃麵倒を見てもらった日本赤軍の女性メンバーを指す。
國際テロリストとして捕らえられた母が、英雄として尊敬されるアラブ諸國で著者は大人になった。立場によっては正義が全く異なることを身をもって學んだわけだ。房子の娘であるという「秘密」を抱えたまま28年間國籍すら持てなかったが、母の逮捕後日本國籍を取得して日本で生活している。
本書では思想を超えた母娘の関係や、ジャーナリストを目指す立場から米同時多発テロ後の報道についての批判を述べている。數奇な運命を背負った彼女にしか書けない1冊である。
(日経ビジネス 2002/06/17 Copyright©2001 日経BP企畫..All rights reserved.)
齣版社/著者からの內容紹介
日本赤軍・重信房子の娘が書いた數奇な半生
國籍を持たず、身分を隠し、英雄の娘としての衿持を抱いて生きてきたメイさんが、母のこと、仲間のこと、學生生活、戀愛……すべてを書きおろした衝撃の手記。
こういう生き方――
「日本赤軍のリーダー、國際的なテロリストとして、世界に名を轟かせた重信房子に1人の娘がいた。メイである。その生い立ちは、何萬人に1人という數奇な運命を背負っていた。28歳まで國籍も持てなかった。日本では犯罪者として捕えられている母を、メイは、「この母の子に生まれたことを誇りに思う」と言い切っている。聡明で、心やさしく、感性の豊かなメイに、誰でも友人として思わず手をさしのべたくなるだろう。そういう魅力をこの手記は持っている。」 ――(瀬戸內寂聴)
發表於2024-11-10
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圖書標籤: 重信房子女兒著作 政治 迴憶錄 曆史
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