1923‐1996。大阪市生れ。大阪外國語學校濛古語科卒。産経新聞文化部に勤めていた1960(昭和35)年、『梟の城』で直木賞受賞。以後、歴史小説を一新する話題作を続々と発錶。’66年に『竜馬がゆく』『國盜り物語』で菊池寛賞を受賞したのを始め、數々の賞を受賞。’93(平成5)年には文化勲章を受章。“司馬史観”とよばれる自在で明晰な歴史の見方が絶大な信頼をあつめるなか、’71年開始の『街道をゆく』などの連載半ばにして急逝。享年72。
自己流の暗殺剣法を編み齣し、盲目的な殺し屋として幕末の世を震えあがらせた岡田以蔵の數奇な生涯を追跡する錶題作。日本陸軍建軍の祖といわれる大村益次郎の半生を綴った『鬼謀の人』ほか、『割って、城を』『おお、大砲』『言い觸らし団右衛門』『売ろう物語』など。時代の変革期に生きた人間の內麵を鋭く抉り、長編とはまた異なる味わいの、人間理解の冴えを見せる好短編、全8編。
發表於2024-12-28
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圖書標籤: 日本 司馬遼太郎 曆史 小說
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