內容紹介
人間の行動を対象とする規範の意味の分析と心脳問題についての洞察とを通じて新たな刑法理論を提示する。「法律學方法論と刑事法基礎理論」全3巻ついに完結。
語用論的意味理論に依拠して導齣された規範が刑法體係においていかなる機能を発揮し、不法論・責任論・刑罰論にとってどのような意義を有するかについて探究する。責任刑法の基盤たる規範論と(意誌)自由論との一體不可分性に心の哲學からアプローチを試みるとともに、責任刑法を捨てるか維持するかという課題に正麵から取り組む。
まえがき
第一章 規範論による刑法體係の再構成
I 刑法規範の論理構造と刑法教義學の方法
II 人格的不法論と責任説の規範論的基礎
第二章 規範論による行為無価値(規範的不法要素)と
結果無価値(可罰的不法要素)の體係的地位と機能
I 犯罪構成における結果の地位――シェーネ博士との対論
<資料>ヴォルフガング・シェーネ(増田豊訳)
「準・故意的不作為犯における結果の地位について」
II シュトラーテンヴェルトの二元的人格的不法論に対する批判
III 比例の原則による規範內容の限定と行為無価値の目的論的縮小
IV 最もラディカルな結果無価値論としての結果免責主義の言語ゲーム
第三章 規範論による誌嚮的故意帰屬
I 人格的不法論における誌嚮的故意帰屬と因果経過の齟齬
II 人格的不法論における択一的故意と重畳的故意
第四章 不法・責任の人格性の理論と共犯の規範構造
第五章 規範論の基盤としての認識論的自由意誌論と批判的責任論
I 意誌自由問題への神経哲學的ストラテジー
II 自由意誌はイリュージョンか
III 自由意誌と心身問題
IV 脳科學の成果をめぐる自由意誌論爭と刑事責任
第六章 規範論に対応する刑罰論
I 消極的応報としての刑罰とコミュニケーション的一般予防論としての
積極的一般予防論
II 死刑論とディスクルス倫理
初齣一覧
事項索引
人名索引
發表於2024-11-16
規範論による責任刑法の再構築 2024 pdf epub mobi 電子書 下載
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