江戸演劇史〈下〉

渡辺保［ワタナベタモツ］１９３６年、東京生まれ。慶應義塾大学経済学部卒。東宝演劇部企画室を経て、現在、演劇評論家、放送大学客員教授。『女形の運命』で芸術選奨文部大臣新人賞、『忠臣蔵』で平林たい子文学賞、『娘道成寺』で読売文学賞、『四代目市川団十郎』で芸術選奨文部大臣賞、『黙阿弥の明治維新』で読売文学賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

出版者:講談社

作者:渡辺保

页数:517

出版时间:2009-7

价格:2,940

装帧:B6判

isbn号码:9784062155717

图书标签:江户时代歌舞伎日本文化戏剧史

「助六」三座競演、おるや騒動、歌右衛門江戸へ、半四郎の輝き、江戸城最後の謡初め…。

歌舞伎、能、狂言、文楽…日本の古典劇とは何か？時代の鼓動、人間の感性を描き出す畢生の大作。

第７章　歌舞伎全盛時代（「助六」三座競演；四代目団十郎の松王丸　ほか）

第８章　ふたたび改革の嵐（改革の明暗；雛助一世一代　ほか）

第９章　爛熟と狂熱（大久保今助；南北登場　ほか）

第１０章　三たび改革の嵐（文楽軒の芝居；大坂道頓堀　角、中両座の戦争　ほか）

第１１章　江戸の落日（巨匠長門太夫；八代目団十郎　ほか）

雄渾な筆致で描く江戸演劇の世界！

江戸幕府の式楽としての能。出雲阿国から江戸歌舞伎最後の女形田之助まで。華麗な役者模様、興業の社会背景など、大河ドラマのごとき歴史を描ききる！