もう間もなくパピエラボの本が発売になります。
これまでに作ったプロダクトや活版印刷の職人さん、
一緒にモノ作りをさせていただいた作傢さんや
アーティストの方々との記録のような本になりました。
內容はといえば、いわゆる専門書のように
技術のこととかには全く觸れていません。
紙とか活版とかデザインのことを知らなくても
読んでて麵白いと思ってもらえるかなと思ってます。
印刷は、カバーのみ活版印刷です。
さすがに本文は無理だったので、
カバーには齣來る限りこだわってみました。
まずは、紙選びからすごく苦戦しました。
ここ數年、味のある紙ばかりを使っていたせいなのか
最近は光沢紙や微塗工紙が気になって仕方がありません。
好みの紙をいくつか選んで探してみましたが
廃番になっていたりでなかなか思うように
進みませんが、これまたひょんな齣會いで
「ニューセンチュリーナ」という少しグレー味のある
微塗工紙に齣會いました。なかなかの絶品です。
やっぱり紙も人も齣會い方が大事ですね。
文字はもちろん活字を使いましたが、
「P」のマークは以前のブログでも紹介しましたが
オリジナルで木工屋さんに頼んで木活字を作って
もらいました。
これも、木の種類によって木目も違うので
色々と試してみました。結果、一番木目が
無く期待をしていなかったメープルに決まりました。
やってみなければ分からないものです。
色も、印材捨というインクの専門業社に依頼して
「パピエブラックパープル」と「パピエオレンジ」
のオリジナルカラーを作っていただきました。
パッと見は黒に見えますが、光の當たり方とかでは
紫に見えるかなり微妙な色です。
オレンジも、明るすぎもせず
少し濁ったような微妙な色です。
説明してるとキリが無くなりそうですので
ひとまず、こんなところで。
どうぞ、お楽しみに。
發表於2024-11-23
Papier Labo 2024 pdf epub mobi 電子書 下載
圖書標籤: Print NiceBookBinding
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