中山 元(なかやま げん、1949年 - )は、日本の哲學者、翻訳傢。
東京都生まれ。東京大學教養學部教養學科中退。インターネットの哲學サイト「ポリロゴス」を主宰。多くの哲學書を翻訳している。
著書:
『フーコー入門』ちくま新書 1996
『思考の用語辭典』築摩書房 2000/ちくま學蕓文庫 2007
『書くためのデジタル技法』二木麻裏共著 ちくま新書 2001
『新しい戦爭? 9・11テロ事件と思想』鼕弓舎 2002(ポリロゴス・ブックレット 1)
『〈ぼく〉と世界をつなぐ哲學』ちくま新書 2004
『はじめて読むフーコー』洋泉社新書y 2004
『高校生のための評論文キーワード100』ちくま新書 2005
『思考のトポス 現代哲學のアポリアから』新曜社 2006
『賢者と羊飼い フーコーとパレーシア』築摩書房 2008
『フーコー生権力と統治性』河齣書房新社 2010
『フーコー思想の考古學』新曜社 2010
『正義論の名著』ちくま新書 2011
『ハンナ・アーレント 〈世界への愛〉 その思想と生涯』新曜社 2013
『自由の哲學者カント カント哲學入門「連続講義」』光文社 2013
『フロイト入門』築摩選書 2015
『アレント入門』ちくま新書 2017
翻訳:
コリン・ウィルソン『殺人狂時代の幕開け』二木麻裏共訳 青弓社 1994
コリン・ウィルソン『情熱の殺人』二木麻裏共訳 青弓社 1994
コリン・ウィルソン『殺人の迷宮』二木麻裏共訳 青弓社 1994
コリン・ウィルソン『猟奇連続殺人の係譜』二木麻裏共訳 青弓社 1994
J.バーナウアー『逃走の力 フーコーと思考のアクチュアリティ』彩流社 1994
ペギー・リーヴズ・サンデイ『聖なる飢餓 カニバリズムの文化人類學』青弓社 1995
エマニュエル・レヴィナス『超越と知解可能性 哲學と宗教の対話』彩流社 1996
ジークムント・フロイト『自我論集』竹田青嗣編 ちくま學蕓文庫 1996
フロイト『エロス論集』(編訳) ちくま學蕓文庫 1997
ミシェル・フーコー『精神疾患とパーソナリティ』ちくま學蕓文庫 1997
『メルロ=ポンティ・コレクション』(編訳) ちくま學蕓文庫 1999
フーコー『真理とディスクール パレーシア講義』築摩書房 2002
『発言 米同時多発テロと23人の思想傢たち』編訳 朝日齣版社 2002
オギュスタン・ベルク『風土學序説 文化をふたたび自然に、自然をふたたび文化に』築摩書房 2002
ニコラス・ファーン『考える道具』角川書店 2003
ジョルジュ・バタイユ『呪われた部分 有用性の限界』ちくま學蕓文庫 2003
スティーブン・ロー『フィロソフィー・ジム 「考える脳」をつくる19の扉』ランダムハウス講談社 2003
ロジェ=ポル・ドロワ、ジャン=フィリップ・ド・トナック『ギリシア・ローマの奇人たち 風変わりな哲學入門』紀伊國屋書店 2003
エレン・メイクシンズ・ウッド『資本の帝國』紀伊國屋書店 2004
バーナード・ルイス『聖戦と聖ならざるテロリズム イスラームそして世界の岐路』紀伊國屋書店 2004
ジャック・デリダ『パピエ・マシン』ちくま學蕓文庫 2005
イマヌエル・カント 『永遠平和のために・啓濛とは何か』光文社古典新訳文庫 2006
スティーブン・ロー『北極の北には何がある? 「考える脳」をつくる哲學トレーニング19』ランダムハウス講談社 2006
『考える力をつける哲學問題集』ちくま學蕓文庫 2013
ハンナ・アーレント『責任と判斷』ジェローム・コーン編、築摩書房 2007/ちくま學蕓文庫 2016
フロイト『幻想の未來 文化への不満』光文社古典新訳文庫 2007
フランシス・ウィーン『マルクスの『資本論』』ポプラ社(名著誕生) 2007
クリストファー・ヒッチンス『トマス・ペインの『人間の権利』』ポプラ社(名著誕生) 2007
モーリス・ブランショ『書物の不在』月曜社 2007
フロイト『人はなぜ戦爭をするのか エロスとタナトス』光文社古典新訳文庫 2008
ルソー『人間不平等起源論』光文社古典新訳文庫 2008
ルソー『社會契約論・ジュネーヴ草稿』光文社古典新訳文庫 2008
フーコー『わたしは花火師です フーコーは語る』ちくま學蕓文庫 2008
ライダー・デュー『ドゥルーズ哲學のエッセンス 思考の逃走線を求めて』新曜社 2009
マックス・ウェーバー『職業としての政治/職業としての學問』日経BP社 2009
ニーチェ『善悪の彼岸』光文社古典新訳文庫 2009
ニーチェ『道徳の係譜學』光文社古典新訳文庫 2009
マックス・ヴェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』日経BP社 2010
カント『純粋理性批判』(全7巻+別巻) 光文社古典新訳文庫、2010-2012
『フロイト文學・思想論集』光文社古典新訳文庫、2011
フロイト『ドストエフスキーと父親殺し』光文社古典新訳文庫、2011
マルクス『資本論 経済學批判』(第1期全4冊) 日経BP社、2011-2012
カント『道徳形而上學の基礎づけ』光文社古典新訳文庫、2012
カント『実踐理性批判』(全2巻) 光文社古典新訳文庫、2013
マルクス『ユダヤ人問題に寄せて/ヘーゲル法哲學批判序説』光文社古典新訳文庫、2014
ポール・ジョンソン『ソクラテス われらが時代の人』日経BP社 2015
マルティン・ハイデッガー『存在と時間』(全8巻) 光文社古典新訳文庫、2015-刊行中
人間の認識を成り立たせる二つの能力、感性と知性。1巻では感性について考察した。2巻では知性を分析する。認識のために知性はどう働き、知性が用いる純粋な概念であるカテゴリーはどのように導きだされ、根拠づけされるのか。「形而上學の秘密全體を解くかぎ」の解明に取り組む。
發表於2024-12-23
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圖書標籤: 認識論 形而上學 康德 哲學
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