土井 晩翠
明治4年10月23日、現在の仙台市青葉区木町通二丁目に生まれる。明治27年第二高等中学校を卒業し、東京帝国大学英文科に進学。明治29年雑誌『帝国文学』の編集委員になり、詩を発表しはじめる。明治30年帝大を卒業し、大学院に進学。同時に郁文館中学で教鞭をとる。明治32年4月、第一詩集『天地有情』刊行。明治34年3月、東京音楽学校が『中学唱歌』を刊行。晩翠作詞、滝廉太郎作曲による「荒城の月」が掲載。昭和22年11月、日本芸術院会員になる。昭和25年11月、文化勲章を授与される。昭和27年10月19日、肺炎のため死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
发表于2024-11-08
天地有情 2024 pdf epub mobi 电子书
图书标签: 诗歌 真爱 日本近现代文学 原版
一、本書に收めたる諸篇の大多數は嘗て「帝國文學」及び「反省雜誌」に掲載せるもの、今帝國文學會及び反省雜誌社の許諾に因りて茲に轉載するを得たり、謹んで兩社に謝す。
一、詩を以て遊戲と爲し閑文字と爲し彫虫篆刻の末技と爲すは古來の漸なり、是弊敗れずんば眞詩決して起らじ。一般讀者の詩に對する根本思想を刷新するは今日國詩發達の要素なるを信ず。附録は泰西諸大家の詩論若くは詩人論なり。素是諸書漫讀の際偶然抄譯し置けるもの、故に精を窮め理を竭せるには非ずと雖も今日の讀詩界に小補なくんばあらず。敢て切に江湖の精讀を請ふ。
詩人よ君を譬ふれば/光すずしき夕月か/身を天上にとめ置きて/影を下界の塵に寄す
评分詩人よ君を譬ふれば/光すずしき夕月か/身を天上にとめ置きて/影を下界の塵に寄す
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