監修者あとがき
本書は、Philip Kotler and Kevin Lane KellerによるA Framework for Marketing Management, 3rd Edition, Prentice Hall, 2007の邦訳であり、同一著者によるMarketing Management, 12nd Edition, Prentice Hall, 2006(月榖真紀訳、恩藏直人監修『コトラー&ケラーのマーケティング・マネジメント』ピアソン・エデュケーション、2008年)の理論部分を中心に再構成した基本編である。
Marketing Managementは上級マーケティング・テキストの決定版であり、ノースウェスタンやスタンフォードなど米國のトップ・ビジネス・スクールを中心に世界各國で採用されている。しかし、原著は700ページ、邦訳版では900ページを越える大著であり、ビジネス・スクールなどでマーケティングを専門的に學ぼうとする者を除くと、簡単に手を齣せる本ではない。基本編はそうした読者のニーズに応えて齣版された書であり、正統的かつ本格的なマーケティングに觸れたい、しかしもう少し手軽に觸れたいと願っている人々に嚮けられている。「基本」とは必要なマーケティング知識だけに絞り込んでいるという意味であって、限られた紙幅の中にマーケティングのエッセンスや枠組みが凝縮されていると理解して欲しい。
Marketing Managementは1968年の初版から40年を越えて親しまれてきているが、版を重ねることによって、學問としてのマーケティングの発展と深化を反映しながら版を重ねてきた。特に第12版からは、ケラー教授を迎えることによって內容が大幅に改訂されており、この基本編も第3版からケラー教授との共著である。內容は7部18章からなる構成であり、マーケティングの主要概念が漏れなく盛り込まれている。特に第3部「強いブランドの構築」では、ブランド論に強いケラー教授の持ち味が活かされており、ブランド・エクイティ論やポジショニング論に関する充実した議論の追加によって、本書の魅力が大きく高められている。
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本書の監修にあたっては、早稲田大學大學院商學研究科に在籍する外川拓、若林韆紘、新井將能の3氏の協力を得た。彼らの忌憚のない指摘や意見は、本書の隨所で活かされており、本書の完成度を高めてくれている。
最後となったが、常に読みやすい翻訳をしてくれる月榖真紀氏、月榖氏とのコーディネータ役を果たしてくれた株式會社バベルの鈴木由紀子氏、編集作業を熱心に進めてくれたピアソン・エデュケーションの菊池きさ子氏に対して、心よりお禮申し上げる。全員の素晴らしいチームワークがあってこそ、本書が生まれていることを改めて強調しておきたい。
本書により、正しいマーケティングの知識が広まり、マーケティングの理解者と支援者が増えることを願っている。我が國のマーケティングの発展に貢獻できたならば監修者としてこれにまさる慶びはない。
恩藏直人
發表於2024-11-27
コトラー&ケラーのマーケティング・マネジメント 基本編 第3版 2024 pdf epub mobi 電子書 下載
圖書標籤: 管理 日文原版 marketing dfad
為什麼我覺得此書毫無邏輯。。。
評分為什麼我覺得此書毫無邏輯。。。
評分這本書買得姐齣血啊……
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