序 章 世界史の時代と研究の展望
第1部 モンゴル帝国の原像と変容
第1章 モンゴル帝国の原像――チンギス・カン王国の出現
第2章 モンゴル帝国の変容――クビライの奪権と大元ウルスの成立
第2部 大元ウルスの首都と諸王領
第3章 クビライと大都――モンゴル型「首都圏」と世界帝都
第4章 大都と上都の間――居庸南北口をめぐる小事件より
第5章 八不沙大王の令旨碑より――モンゴル諸王領の実態
第3部 大元ウルスと中央アジア
第6章 〓(ヒン)王チュベイとその系譜
――元明史料と『ムーイッズル・アンサーブ』の比較を通じて
第7章 ふたつのチャガタイ家――チュベイ王家の興亡
第8章 西暦1314年前後の大元ウルス西境――『オルジェイト史』より
第4部 モンゴル時代をめぐる文献学研究への道
――命令文・碑刻・系譜・刊本・写本
第9章 モンゴル命令文研究導論
――真定路元氏県開化寺聖旨碑の呈示をかねて
第10章 山東鄒県〓(エキ)山仙人宮の聖旨碑
第11章 草堂寺闊端太子令旨碑の訳注
第12章 東西文献によるコデン王家の系譜
第13章 西夏人儒者高智耀の実像
第14章 ヌール・オスマニイェ所蔵ペルシア語古写本
索 引
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收起)