著者紹介 ■藤森照信 ふじもりてるのぶ
建築家 建築史家 東京大学生産技術研究所教授
1946年長野県生まれ。1971年東北大学工学部建築学科卒業。
1978年東京大学大学院工学系研究科建築学専攻博士課程修了。
1980年工学博士(東京大学)。専攻は建築史、生産技術史。
『明治の東京計画』(岩波書店)で毎日出版文化賞、『建築探偵の冒険 東京篇』(ちくま書房)で日本デザイン文化賞、サントリー学芸賞。
そのほか主な著書に『看板建築』(三省堂)、『昭和住宅物語』(新建築社)、『日本近代建築』(上下、岩波新書)、『天下無双の建築学入門』(ちくま書房)、『藤森照信 野蛮ギャルド建築』(TOTO出版)、『藤森照信 原・現代住宅再見』(TOTO出版)がある。
建築作品では「赤瀬川原平邸(ニラ・ハウス)」1997年で日本芸術大賞、「熊本県立農業大学校学生寮」2000年で日本建築学会作品賞を受賞。
发表于2024-12-23
藤森照信の特選美術館三昧 2024 pdf epub mobi 电子书
图书标签: 藤森照信 建筑 日本
概要 「日本の美術館は、世界的にみると、きわめて特異である。質のことはひとまず置いておいて、その量がちょっと変わっている。全国津々浦々の市町村に立派な美術館があるという状況は世界広しといえども日本独特の状況。多いのだ。とにかく美術館の数が多い。
こういう状況は、近代前から美術の国を誇って任じるフランスやイタリアやスペインにも、近代になってからにわか美術大国となったアメリカにも観察されない。
世界的なコレクションを誇る大美術館はあるけれど、町村まであまねく分布するようなことはない。
今や日本列島は、美術館列島なのである。」 (本書はじめにより)
藤森照信が日本国内の美術館の中から27件を厳選。国立西洋美術館、ベネッセハウス、イサムノグチ庭園美術館をはじめ大小さまざまな美術館を訪れ、それぞれの特徴、建築秘話などを紹介しています。戦前には日本に数件しかなかった美術館が戦後50年間に急速に増えていることなど、日本独自の美術館の発展にも触れながら、歴史家ならではの視点を随所にちりばめ、現在の美術館の姿を浮かび上がらせます。
美術館紹介といえば、絵や彫刻のコレクションに焦点を当てられがちですが、本書では特に建築を主役とし、それぞれの美術館空間の楽しみ方、見所を建築探偵ならではの切り口で紹介しています。
美術品を展示する空間を建築家がどのように考え、設計したのかがわかるとまた改めて足を運んでみたくなります。
藤塚光政氏によるオールカラーの美しい写真と、週末のお出かけに便利な美術館情報とアクセスMAPを盛り込んだ充実の1冊です。
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