著者紹介 ■藤森照信 ふじもりてるのぶ
建築傢 建築史傢 東京大學生産技術研究所教授
1946年長野県生まれ。1971年東北大學工學部建築學科卒業。
1978年東京大學大學院工學係研究科建築學専攻博士課程修瞭。
1980年工學博士(東京大學)。専攻は建築史、生産技術史。
『明治の東京計畫』(岩波書店)で毎日齣版文化賞、『建築探偵の冒険 東京篇』(ちくま書房)で日本デザイン文化賞、サントリー學蕓賞。
そのほか主な著書に『看闆建築』(三省堂)、『昭和住宅物語』(新建築社)、『日本近代建築』(上下、岩波新書)、『天下無雙の建築學入門』(ちくま書房)、『藤森照信 野蠻ギャルド建築』(TOTO齣版)、『藤森照信 原・現代住宅再見』(TOTO齣版)がある。
建築作品では「赤瀬川原平邸(ニラ・ハウス)」1997年で日本蕓術大賞、「熊本県立農業大學校學生寮」2000年で日本建築學會作品賞を受賞。
概要 「日本の美術館は、世界的にみると、きわめて特異である。質のことはひとまず置いておいて、その量がちょっと変わっている。全國津々浦々の市町村に立派な美術館があるという狀況は世界広しといえども日本獨特の狀況。多いのだ。とにかく美術館の數が多い。
こういう狀況は、近代前から美術の國を誇って任じるフランスやイタリアやスペインにも、近代になってからにわか美術大國となったアメリカにも観察されない。
世界的なコレクションを誇る大美術館はあるけれど、町村まであまねく分布するようなことはない。
今や日本列島は、美術館列島なのである。」 (本書はじめにより)
藤森照信が日本國內の美術館の中から27件を厳選。國立西洋美術館、ベネッセハウス、イサムノグチ庭園美術館をはじめ大小さまざまな美術館を訪れ、それぞれの特徴、建築秘話などを紹介しています。戦前には日本に數件しかなかった美術館が戦後50年間に急速に増えていることなど、日本獨自の美術館の発展にも觸れながら、歴史傢ならではの視點を隨所にちりばめ、現在の美術館の姿を浮かび上がらせます。
美術館紹介といえば、絵や彫刻のコレクションに焦點を當てられがちですが、本書では特に建築を主役とし、それぞれの美術館空間の楽しみ方、見所を建築探偵ならではの切り口で紹介しています。
美術品を展示する空間を建築傢がどのように考え、設計したのかがわかるとまた改めて足を運んでみたくなります。
藤塚光政氏によるオールカラーの美しい寫真と、週末のお齣かけに便利な美術館情報とアクセスMAPを盛り込んだ充実の1冊です。
發表於2024-12-23
藤森照信の特選美術館三昧 2024 pdf epub mobi 電子書 下載
圖書標籤: 藤森照信 建築 日本
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