巻頭口絵 スウェーデン國立民族學博物館所蔵 スウェン・ヘディン將來未発錶紙文書
序文
第I部 探検史編
1 西域考古學の誕生と展開 スウェーデンの貢獻――スウェン・ヘディンからフォルケ・ベリィマンまで(ホーカン・ヴォルケスト)
1-1 はじめに
1-2 「疑似考古學」の段階
1-3 「誠実な考古學」の段階
1-4 「専門的考古學」の段階
1-5 おわりに
第II部 資料編
2 樓蘭・ニヤ齣土カロシュティー文書の和訳 カロシュティー文書に見る西域南道(赤鬆明彥)
2-1 まえがき
2-2 地名記載文書の和訳
2-3 樓蘭齣土文書の和訳
2-4 略號および參考文獻
3 魏晉樓蘭簡の形態 封検を中心として(籾山明)
3-1 はじめに
3-2 樓蘭齣土封検の分類
3-3 小型封検の検討(1)
3-4 大型封検の検討
3-5 小型封検の検討(2)
3-6 漢簡との連続性
3-7 おわりに
4 スウェン・ヘディンコレクションにおける偽造サカ文書(スタファン・ローゼン)
4-1 イスラム・アクーン型偽造文書(グループ�)
4-2 イスラム・アクーン後の偽造文書(グループ�)
5 スウェーデン國立民族學博物館所蔵未発錶紙文書(冨榖至)
5-1 はじめに
5-2 文書<A-1>
5-3 文書<A-2>
5-4 文書<B>
5-5 文書<C>
5-6 文書<D>
5-7 文書<E>
5-8 総括
6 樓蘭古紙の科學的分析(アンナ=グレーテ・リシェル )
6-1 分析方法
6-2 樓蘭齣土文書の分析
6-3 分析錶
6-4 スウエーデン國立民族學博物館所蔵未発錶樓蘭齣土文書
6-5 製紙技術の発達に関する考察
7 ■善國の興亡 樓蘭の虛実(梅原鬱)
7-1 はじめに
7-2 樓蘭・その地理的位置
7-3 文獻に見える前漢時代の樓蘭
7-4 後漢時代の■善と樓蘭
7-5 樓蘭・■善発現文字資料をめぐって
7-6 殘る諸問題
7-7 おわりに
8 西域南道東部地區に関する諸問題 主としてヤルトングース・ダリアについて(スタファン・ローゼン)
8-1 はじめに
8-3 Yar Tonguz Darya(ヤルトングース・ダリア)─-歴史と考古學
8-4 東漢,西漢時代のヤルトングース・ダリア地域の民族と言語
8-5 ■善とホータンの間のヤルトングース
8-6 西域南道の崩壊
8-7 結論
9 樓蘭・ニヤ齣土カロシュティー文書について(赤鬆 明彥)
9-1 はじめに
9-2 樓蘭・ニヤ齣土カロシュティー文書研究の現在 ─-インド學的観點から
9-3 文書の形態と齣土地點について
9-4 記載內容に見るカロシュティー文書の特徴
9-5 樓蘭齣土カロシュティー文書について
9-6 ニヤ齣土カロシュティー文書に見るインドと中國
10 漢代エチナ=オアシスにおける開発と防衛線の展開(籾山 明 )
10-1 はじめに
10-2 部(1)─-その編成
10-3 部(2)─-その機能
10-4 塞─-辺境の防壁
10-5 オアシス─-塞の內側
10-6 おわりに
11 3世紀から4世紀にかけての書寫材料の変遷 樓蘭齣土文字資料を中心に(冨榖至)
11-1 はじめに
11-2 木簡と竹簡
11-3 紙の齣現
11-4 樓蘭齣土文字資料からみた書寫材料の変遷
11-5 漢から晉へ─-簡牘から紙
11-6 結語
· · · · · · (
收起)