发表于2024-11-15
郭店楚簡老子の新研究 2024 pdf epub mobi 电子书
图书标签: 道家 簡帛學 简帛 東國漢學 古典文獻 出土文献 中國哲學
【本書より】(抜粋)
本書は、荊門市博物館『郭店楚墓竹簡』(文物出版社、一九九八年。以下、本書を『郭店楚簡』と略称し、またその中に収められている十六種類の文献を「郭店楚簡」と略称する。)所収の『老子』甲本・乙本・丙本について譯注を施しつつ、関聯する若干の問題を検討した研究書である。本書の基礎をなす拙著は『郭店楚簡老子研究』であり、その執筆の開始は一九九八年三月である。
本書『郭店楚簡老子の新研究』の出版を思い立ったのは、二〇〇八年の春であった。その主な動機は、以下のとおり。――この八年間、郭店『老子』について論文を執筆・口頭発表することを通じて、筆者の郭店『老子』に対する理解が深まり、前著を大幅に改めたいという気持ちを持つようになったこと、日本には郭店『老子』についての論文はあるけれども、専著がただ前著『郭店楚簡老子研究』の一種類しか存在せず、日本の学界の一員として内心に忸怩たる思いがし続けていたこと、好意的な読者から本書を出版してほしいという要望が寄せられ、その声が次第に強まってきていたが、筆者の年齢から言ってこの声に応えるチャンスを逃すべきではないと考えたこと、などである。その後、二〇〇八年の冬、執筆を開始した。執筆の実際は、前著『郭店楚簡老子研究』を基礎にしてその内容を活かすというやり方に従ったが、前著の内容を大幅に改めただけでなく、新たに「第五編」「第六編」「第七編」を追加することになった。
本書は、郭店楚墓竹簡『老子』という重要な新出資料についての、ささやかな研究成果である。本書の内容が関心を有する研究者によって検討され、国内外の諸分野の研究の進展に多少なりとも貢献することができるならば、筆者の喜びはこれに勝るものはない。
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