倉本 一宏
1958年生まれ。
東京大學文學部國史學専修課程卒業。
同大學院人文科學研究科博士課程修瞭。文學博士。
現在、國際日本文化研究センター教授。
著書に『摂関政治と王朝貴族』『一條天皇』『三條天皇』
『壬申の亂』『平安貴族の夢分析』
『藤原道長「禦堂関白記」』(全現代語訳)など。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
倉本/一宏
1958年、三重県津市生まれ。東京大學文學部國史學専修課程卒業。東京大學大學院人文科學研究科國史學専門課程博士課程単位修得退學。博士(文學、東京大學)。國際日本文化研究センター教授(本データはこの書籍が刊行された當時に掲載されていたものです)
藤原行成が記した日記『権記』は、昇進の末の極官「権大納言」にちなんでいるが、今に殘されているのは鎌倉期に書寫された伏見宮本『行成卿記』という寫本である。これは現在22巻が伝わっているものの、実際に行成が書き殘したのはそれをはるかに上迴る量と考えられる。
一條天皇と藤原道長、また中宮定子・彰子や東三條院に近侍し、宮廷の政務・儀式・行事の運営など激務をこなしながら、行成がその顛末・次第を詳細に書き留めたのは、ひとつには儀式書をまとめる基にするためだったとも見られ、実際にさまざまな部類記を整理していた。
一方では小野道風・藤原佐理と並んで三蹟と稱される能書傢、また一方では役人として権力中樞の実態や宮廷深奧の動きなどを丹念に記録、その日記はいま歴史研究の第一級史料として大きな価値を持っている。
本巻は、一條天皇の崩禦、三條天皇の即位式を中心として、平安最盛期の宮廷での政治的動きや儀式次第、行事の実態などが詳細に綴られており、平安の政治體製を知るための大きな手がかりとなる。
內容(「BOOK」データベースより)
寛弘八年一條天皇の譲位と崩禦、三條天皇の即位式という激動の中、儀式書をまとめる意図もこめて子細を記述する行成。官人社會における栄達を誌嚮しつつ記される日記からは、王権をめぐる宮廷人の政治的思惑・秘事が読み取れる。藤原道長の傍に生き、同日に薨じた権大納言の膨大な記録は、平安の社會史・生活史・宗教史にもからむ重要な史料である。寛弘三年(1006)~萬壽三年(1026)の記録。
發表於2024-12-22
藤原行成「権記」全現代語訳(下) 2024 pdf epub mobi 電子書 下載
圖書標籤: 藤原行成 日記 日本文學 日本平安 日本曆史 古典
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