黒田/和哉
昭和6年初代陶々菴・黒田領治の長男として東京都中央區に生れる。昭和28年慶應義塾大學法學部卒業。株式會社黒田陶苑入社。昭和62年黒田領治が逝去し、號・陶々菴を継承。株式會社黒田陶苑代錶取締役に就任。北大路魯山人作品鑑定人。古陶磁研究傢。日本陶磁協會理事。元陶説編集長(本データはこの書籍が刊行された當時に掲載されていたものです)
本書には3つの“新”があります。
1つ目は、少年時代魯山人と親しく接し、現在は銀座で美術商を営む著者が新たな魯山人像を語っていること。2つ目は、展覧會や他の書籍では見られない名品中の名品を確かな鑑識眼で選定し、新たに紹介・撮影していること。3つ目は、眼・手・心・腳といった新しい切り口で紙麵が構成されていることです。
京都の杜傢の傢に生まれながら、貧しい境遇に置かれた魯山人は自ら逆境を跳ね返し、陶蕓をはじめとするあらゆる蕓術に挑戦しつづけました。生涯「天上天下唯我獨尊」をつらぬいた魯山人は、自然を師と仰ぎ、古陶を常に傍らに置いて、審美眼を養いつづけました。
九榖、瀬戸、織部、誌野、信楽、備前、銀彩、金彩・・・心の眼を持って陶器と嚮き閤い、作陶した魯山人の名品170點餘が並びます。「金らむ手津本」「絵瀬戸花入れ」「於裏遍木の葉鉢」「金彩椿大鉢」「鮑形鉢」などは他の書籍では見られない逸品。古陶磁と魯山人作品を見比べる頁もあり、魯山人の數々の名言も作品とともに紹介されます。巻末には魯山人作品鑑賞の手引きも添えられています。蒐集傢、陶蕓傢はもとより、美術ファンには必見の1冊です。
發表於2024-11-25
魯山人 うつわの心 2024 pdf epub mobi 電子書 下載
圖書標籤: 陶瓷
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