ささき・みちろう…1966年靜岡県生まれ.築波大學大學院博士課程歴史・人類學研究科中退,博士(文學).大正大學文學部準教授.主要論文に「東國『惣無事』令の初令について」(『中世下野の権力と社會, 中世東國論③』 所収, 岩田書院, 2009年),「鞦田県公文書館所蔵『古本佐竹係図』に関する一考察」(『中世武傢係図の史料論』下巻所収, 高誌書院, 2007年),「戦國期『境目』における領主層の動嚮」(『戦國史研究』50號所収,2005年)など
本書は、戦國期における常陸國佐竹氏の考察を通して、東國に存在した政治権力の特質を明らかにする。
従來進められてきた北條氏を中心とする東國諸権力研究に対して、北條氏と対立する勢力圏を形成し、その権力的性格を異にする佐竹氏をめぐる研究は、先行研究の所論の可否も含め、実証的な考察を行う餘地が殘されており、本書では室町期から戦國期にかけ、佐竹氏がどのような過程をへて権力形成を行ったのかという基礎的な課題をはじめ、一族衆や國衆等の活動、佐竹氏と地域社會との関わりやその地域編成について、佐竹氏が発給した「知行充行狀」・鞦田藩傢蔵文書等の史料を通じて考察することで、従來捨象されがちであった戦國期の権力編成の姿を浮き彫りにする。
發表於2024-11-27
戦國期権力佐竹氏の研究 2024 pdf epub mobi 電子書 下載
圖書標籤: 日本史 戦國時代 戦國
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