小鷹 信光(コダカ ノブミツ)
1936年岐阜県生まれ。ハードボイルドを中心としたミステリ評論家、翻訳家、アンソロジスト、小説家。早稲田大学第一文学部英文科卒業。ワセダミステリクラブに所属し、在学中から評論活動を開始。医学書院に勤務する傍ら、 翻訳家としても活動を開始。テレビドラマ『探偵物語』の原案者であり、小説版も手がけた。2007年、『私のハードボイルド』(早川書房)で日本推理作家協会賞を受賞。
著書『アメリカ暗黒史』(三一新書)、『探偵物語』(幻冬舎文庫)、『アメリカン・ヒーロー伝説』『アメリカ語を愛した男たち」『翻訳という仕事』(以上 ちくま文庫)、『私のペイパーバック』(早川書房)、『アメリカ・ハードボイルド紀行』(研究社)など。
翻訳書『人狩り 悪党パーカー』(リチャード・スターク著、早川書房)、『郵便配達夫はいつも二度ベルを鳴らす』(ジェイムズ・M・ケイン著、ハヤカ ワ・ミステリ文庫)、『ブラッド・マネー』(ダシール・ハメット著、河出文庫)、『ブルー・ダリア』(レイモンド・チャンドラー著、角川書店)、『マルタの鷹』『赤い収穫』『影なき男』 (以上ダシール・ハメット著、ハヤカワ・ミステリ文庫)など。
逢坂 剛(オウサカ ゴウ)
1943年東京生まれ。小説家。中央大学法学部法律学科卒業。博報堂に勤務する傍ら、 執筆活動を行う。1980年「暗殺者グラナダに死す」により第19回オール讀物推理小説新人賞を受賞。86年『カディスの赤い星』(講談社文庫)により直木賞、日本推理作家協会賞、日本冒険小説協会大賞を受賞。
おもな著書として、百舌シリーズに『百舌の叫ぶ夜』(集英社文庫)など、岡坂神策シリー ズに『クリヴィツキー症候群』(講談社文庫)『バックスト リート』(毎日新聞社)など、御茶ノ水警察署シリーズに『大迷走』(集英社)など、イベリア・シリーズに『暗殺者の森』(講談社)など、禿鷹シリーズに『禿鷹の夜」『無防備都市」『銀弾の森』『禿鷹狩り』「兇弾」(以上文春文庫)など、重蔵始末シリーズに『重蔵始末』(講談社文庫)、平蔵シリーズに『平蔵の首』(文藝春秋)などがある。
また対談本には『大いなる西部劇』『誇り高き西部劇』(川本三郎と共著、新書館)、『さらば愛しきサスペンス映画』(川本三郎と共著、七つ森書館)などがある。
发表于2024-11-12
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「ハードボイルドというのは人生なんだ」(小鷹)
「いいえ、文章のスタイルこそがハードボイルドです」(逢坂)
日本ハードボイルド界の父・小鷹信光と、直木賞作家の逢坂剛が、1920年代に始まるハードボイルドの歴史、ハードボイルド独特の世界観などを、丁々発止に語り尽くします。また秘蔵のパルプ・マガジン「ブラック・マスク」など、マニア垂涎の図版もたっぷりお見せします。
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