島村幸一(しまむら・こういち)
1954年生まれ。立正大學文學部教授。専門は琉球文學。琉球歌謡、琉球の「歴史」敘述を中心に研究。
著書に『『おもろさうし』と琉球文學』(笠間書院、2010年)、『コレクション日本歌人選 おもろさうし』(笠間書院、2012年)がある。
中國と日本の境界領域に広がり、東南アジアや朝鮮との通交もあった「琉球」。これら異文化の結節點として、そして「古琉球」「近世琉球」「沖縄」という歴史意識の交叉する場として、「琉球」はある。冊封體製(中國)と幕藩體製(日本)という二つの製度の狹間で、獨自な「琉球」を自覚し、意識的にかたちづくる時代であった「近世琉球」において、どのように自らの歴史を敘述していったのか。異文化が交叉する場において、どのような選択が行われ、「琉球」なるものがつくられていったのか。歴史學、文學・蕓能等の文化學の諸分野から「琉球」なるものの形成を探る。
發表於2024-11-23
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圖書標籤: 東亞史
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