1974年秋田県大館市に生まれる。1999年京都大学経済学部経済学科卒業、2001年同大学院経済学研究科修士課程修了、2008年同博士後期課程修了。経済学博士(京都大学)。2009年京都大学大学院経済学研究科研究員、2013年大阪産業大学経済学部准教授、などを経て現職。
専門はアジア経済史です。19世紀から20世紀前半にかけて、中国、日本、朝鮮、台湾でみられた経済成長について研究しています。とくに貿易統計に代表される歴史的な統計データを収集して、東アジア経済のマクロ的な概観を長期的かつ定量的に解明することを目標にしてきました。現在は、対象を香港、シンガポールにも広げ、過去150年にわたるアジア貿易の姿を可視化する仕事に取り組んでいます。また貿易研究の延長として、アジアにおける税関制度についても調べています。
发表于2024-11-23
近代中国と広域市場圏 2024 pdf epub mobi 电子书
图书标签: 经济史 海关史
19世紀末の開港を経て,中国は世界経済システムに参入を果たす.わけても銀は国際分業を変え,国際分業は市場圏を変えた.これら三つを軸に据え,アジア交易圏論をはじめとする経済史学の豊富な蓄積によりながら,これまで本格的な検討と活用のなされなかった海関統計の実像を初めて明らかにし,広域市場圏の興隆と形成を活写する.
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