著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
浜島 正士(ハマシマ マサジ)
1936年大阪府生まれ。神戸大学工学部建築学科卒業。京都府教育庁技師、文化庁文化財保護部文化財調査官を経て、現在国立歴史民俗博物館(歴博)情報資料研究部教授。工学博士。京都府・文化庁在任中は文化財建造物の修理・指定調査を担当、歴博では日本建築史に関する研究・資料収集・展示に従事。主な著書に『塔の建築』(1979年、至文堂)、『古図に見る日本の建築』(共著、1989年、至文堂)、『設計図が語る古建築の世界』(1992年、彰国社)、『寺社建築の鑑賞基礎知識』(1992年、至文堂)、『日本建築史基礎資料集成12、塔婆II』(編集・共著、1999年、中央公論美術出版)ほか
发表于2024-11-26
日本仏塔集成 2024 pdf epub mobi 电子书
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要旨(「BOOK」データベースより)
仏教と共に伝来した仏塔は6世紀末に飛鳥寺で建てられて以来、寺院の中心建物としてあるいは寺院を象徴する建物として、各時代を通して数多く建てられてきた。その形式は飛鳥時代に中国・朝鮮半島から伝えられた三重・五重や七重の層塔と、平安時代以来日本で建てられるようになった多宝塔とに大別される。層塔・多宝塔とも比例、平面計画、構造、細部の形式手法など多くの問題があり、これらを解明することは日本建築技術史を研究する上にきわめて重要と考えられる。また、多宝塔については初期の形態・性格を明らかにする必要がある。本書はこのような日本の仏塔に関する諸問題について、主に重要文化財指定の遺例を対象として考察した「日本仏塔の形式、構造と比例に関する研究」(学位論文)と、近世の全遺例を対象として考察した「近世仏塔の意匠と構造」(昭和58・59年度科学研究費補助金による研究成果論文)を合わせ、前者を第1~3章、後者を第四章とし、加えて古代から近世までの全遺例の写真と主要遺例の断面図を収録したものである。
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