岡本健 (おかもと・たけし) 1983年奈良県奈良市生まれ。奈良県立奈良高等學校卒業後、北海道大學文學部へ。認知心理學を學ぶ。大學院から分野を変更し、観光研究を開始。北海道大學大學院 國際広報メディア・観光學院(観光創造専攻)博士後期課程修瞭。博士(観光學)。現在は、京都文教大學総閤社會學部文化人類學科講師。共著に『観光の空間』(ナカニシヤ齣版)、『よくわかる観光社會學』(ミネルヴァ書房)などがある。
今、全國的に話題となっている「アニメ聖地巡禮」。これは、今まで観光地になりうる可能性が少なかった地域や史跡が、アニメに取り上げられることで、一躍腳光を浴びることになった現象を指します。「アニメ聖地巡禮」は、アニメというコンテンツに対し、人々が様々な思いを持ち、自らのストーリを作りながら聖地を巡る旅であり、従來の代錶的なツーリズムのあり方とは大きく異なる特徴を持っています。そして、そこに見てとれる「旅行者自身が生成していく観光」を、本書では『n次創作観光』と名付けました。「観光」が持つ「他者との齣會いの機能」と、「N次創作」が持つ「爆発的な情報拡散」。それらを相乗する『n次創作観光』がつくる、「観光」と「コンテンツ」の新しい可能性。その未來について、観光社會學理論を用い紐解いていきます。他者性を持った他者と齣會えない現代社會。希望が見いだせない、自分たちの行動で環境を変えられる可能性が感じられない、その閉塞した日本に「観光」で答えます。
發表於2024-12-27
n次創作観光 アニメ聖地巡禮/コンテンツツーリズム/観光社會學の可能性 2024 pdf epub mobi 電子書 下載
圖書標籤: Tourism
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