鈴木 宏三(スズキ コウゾウ)
すずき・こうぞう
1945 年仙台市生まれ。山形大学名誉教授。
1968 年東北大学大学院文学研究科修士課程(英文学専攻)修了。
山形大学教養部、人文学部教授。2004 年退職。
専門は17 世紀英文学(ジョン・ダン研究)。
发表于2025-02-03
三島由紀夫 幻の皇居突入計画 2025 pdf epub mobi 电子书
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「三島事件」は昭和史における大きな謎のひとつである。
この謎を解明するには「檄文」の読解が重要なのである。
兄・鈴木邦男(一水会顧問)の影響で、三島事件への関心を
持ち続けてきたという著者。
「三島」を政治的にではなく文学的に、特に西欧的な知の枠組み
のなかで理解することが必要と考える。
憲法改正を訴えて自決した三島だったが、
その主張は一貫したものではなかった。
昭和44 年10 月21 日、自衛隊の治安出動の可能性が消え、
同時にそれまで彼が築き上げてきた決起計画が
すべて水泡に帰した。
皇居突入計画は、小説「英霊の聲」における昭和天皇への
呪詛と関係する。
当初の計画では、行動の世界のクライマックスは
文学と密接にかかわるはずのものだった。
その皇居突入計画が市ヶ谷の自衛隊乱入へと
切り換えられたため、
行動の世界が彼の文学の世界とは接点を持たないままに
終わってしまったのであった。
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