市川團十郎(イチカワダンジュウロウ)
1946年東京都生まれ。歌舞伎役者。日本大学芸術学部卒業。十一代目團十郎の長男として、53年市川夏雄を名乗り歌舞伎座で初舞台。その後、六代目市川新之助、十代目市川海老蔵を襲名。そして85年、江戸歌舞伎最高位の名跡である十二代目市川團十郎を襲名。急性前骨髄球性白血病のため入退院をくりかえすも、復帰後の2007年3月に歌舞伎公演としては初のパリ・オペラ座公演を成功させるなど、第一線で活躍を続ける。その功績が認められ、日本藝術院賞、名古屋演劇ペンクラブ年間賞、眞山青果賞大賞、芸術祭賞(演劇部門、優秀賞)、菊池寛賞、フランス芸術文化勲章など受賞歴は数知れず、07年4月には紫綬褒章を受章。(社)日本俳優協会財務理事、文化審議会委員を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
歌舞伎の誕生から四百年、初代から十一代目までの團十郎の生き様をたどると、日本人ならではの感性が発見できる。荒事の力強さ、女形の甘美さ、物語の繊細さ―ドラマより、映画より、演劇より、一流の歌舞伎はこんなにおもしろい!江戸歌舞伎最高位の名跡を継ぐ役者が、みずからその魅力を紹介。「踊りと舞はどう違うのか」「『勧進帳』の富樫はいつ義経を見破るのか」など、演者にしかわからない体の動き、心の機微もエピソードとともに明らかに。江戸人の遊び心にまみえれば、退屈な人生がもっと豊かになる。
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