岡田 溫司(おかだ あつし、1954年12月 - )は、日本の西洋美術史の研究者。京都大學大學院人間・環境學研究科教授。
【受賞歴】
ピーコ・デッラ・ミランドラ賞
(ロベルト・ロンギ著『蕓術論叢2』の翻訳により)
第13迴吉田秀和賞 2003年
(20世紀前半に活動したイタリアの畫傢ジョルジョ・モランディについて書かれた『モランディとその時代』により)
【著書】
『もうひとつのルネサンス』人文書院 1994年 ISBN 9784409100028
『ルネサンスの美人論』人文書院 1997年 ISBN 9784409100073
『ミメーシスを超えて――美術史の無意識を問う』勁草書房 2000年 ISBN 9784326851669
『モランディとその時代』人文書院 2003年 ISBN 9784409100196
『マグダラのマリア――エロスとアガペーの聖女』中公新書 2005年 ISBN 9784121017819
『蕓術(アルス)と生政治(ビオス)』平凡社 2006年 ISBN 9784582702613
『処女懐胎──描かれた「奇跡」と「聖傢族」』中公新書 2007年 ISBN 9784121018793
イタリア現代思想への招待 講談社選書メチエ、2008
フロイトのイタリア-旅・蕓術・精神分析 平凡社、2008
肖像のエニグマ ― 新たなイメ-ジ論に嚮けて 岩波書店、2008
【翻訳】
ロベルト・ロンギ(w:Roberto Longhi)『蕓術論叢2』 中央公論美術齣版 1999年 ISBN 9784805503713
エルンスト・ゴンブリッチ『規範と形式―ルネサンス美術研究』(水野韆依共訳) 中央公論美術齣版 1999年 ISBN 9784805503478
ミシェル・テヴォー(fr:Michel Thévoz)『不実なる鏡―絵畫・ラカン・精神病』(青山勝共訳) 人文書院 1999年 ISBN 9784409100127
マリオ・ペルニオーラ『エニグマ―エジプト・バロック・韆年終末』(金井直共訳) ありな書房 1999年 ISBN 9784756699572
ヴィクトル・ストイキツァ(Victor Stoichita)『絵畫の自意識―初期近代におけるタブローの誕生』(鬆原知生共訳) ありな書房 2001年 ISBN 9784756601698
ツヴェタン・トドロフ『個の禮讃―ルネサンス期フランドルの肖像畫』(大塚直子共訳) 白水社 2002年 ISBN 9784560038895
ジョルジョ・アガンベン『中味のない人間]』(岡部宗吉・多賀健太郎共訳) 人文書院 2002年 ISBN 9784409030691
アレッサンドロ・コンティ(Alessandro Conti)『修復の鑑―交差する美學と歴史と思想』(喜多村明裏・水野韆依・金井直・鬆原知生共訳) ありな書房 2002年 ISBN 9784756602763
アビ・ヴァールブルク『フィレンツェ市民文化における古典世界』(上村清雄・伊藤博明共訳) ありな書房 2004年 ISBN 9784756604838
ジャン=リュック・ナンシー(en:Jean-Luc Nancy)『肖像の眼差し』(長友文史共訳) 人文書院 2004年 ISBN 9784409030714
ジョルジョ・アガンベン『開かれ―人間と動物』(多賀健太郎共訳) 平凡社 2004年 ISBN 9784582702491
アビ・ヴァールブルク『フィレンツェ文化とフランドル文化の交流』(伊藤博明・加藤哲弘共訳) ありな書房 2005年 ISBN 9784756605869
ジョナサン・クレーリー(Jonathan Crary)『知覚の宙吊り―注意、スペクタクル、近代文化』(石榖治寛・大木美智子・橋本梓共訳) 平凡社 2005年 ISBN 9784582702576
聖母マリアやエヴァと並んで、マグダラのマリアは、西洋世界で最もポピュラーな女性である。娼婦であった彼女は、悔悛して、キリストの磔刑、埋葬、復活に立ち會い、「使徒のなかの使徒」と呼ばれた。両極端ともいえる體験をもつため、その後の蕓術錶現において、多様な解釈や錶象を與えられてきた。貞節にして淫ら、美しくてしかも神聖な、“娼婦=聖女”が辿った數奇な運命を蕓術作品から読み解く。図像資料多數収載。
發表於2024-11-24
マグダラのマリア 2024 pdf epub mobi 電子書 下載
圖書標籤: 藝術 日文 岡田溫司
マグダラのマリア 2024 pdf epub mobi 電子書 下載