新撰萬葉集は、種々の意味で、萬葉集と王朝和歌の接點に立つものである。正訓字主體錶記の和歌に七言四句の漢詩を添えたその形式は、當時の日本文蕓の狀況を物語る。諸本は、大きく流布本係と原撰本係とにわかれ、流布本係は、さらに羅山本係、京大本係、版本係の三つのグループが考えられている。本書は、その諸本のうち、今まで影印のなかった羅山係の中から林羅山舊蔵本(內閣文庫蔵)と、契沖の校訂にかかる元祿九年版本(淺見徹蔵)の二本を影印に付し、さらに、両本の解説、文獻目録と淺見徹による諸本研究とを加える。新撰萬葉集研究の一助となるのみならず、元祿九年版の影印は契沖研究にも資するところが大きい。
發表於2024-11-06
『新撰萬葉集』諸本と研究 2024 pdf epub mobi 電子書 下載
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