徳川実紀は傢康以來傢治に至る江戸幕府將軍の実紀であり、一代ごとに將軍の言行逸事等を別敘し、之を附録とする。大學頭林衡総裁の下に成島司直旨を奉じて撰述し、文化六年に稿を起し、嘉永二年に至りその功を成した。総じて之を禦実紀と稱し、各代將軍の廟號に因って題し、東照宮禦実紀を始め、颱徳院殿禦実紀以下浚明院殿禦実紀に終る。今ここに徳川実紀というのは、世に行われる通稱に従うものである。本書は舊輯続國史大係にその第九巻より第十五巻まで七篇に分収せしが、今之を十篇とし、本巻は第一篇として、舊輯続國史大係第九巻の中、禦実紀成書例に始まり、徳川氏の齣自、傢康の幼時より二代將軍秀忠の実紀慶長十九年に至るまでを収める。
發表於2024-11-28
徳川実紀 第一篇 2024 pdf epub mobi 電子書 下載
圖書標籤: 國史大係 日本 曆史
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