日本推理作家、推理評論家。1965年出生于大阪。1989年畢業于東京大學文學系哲學專業。1982年發表的『挪威城的密室』成為史上最年少作家(16歲)進入江戶川亂步獎終選(第28屆),該作以富含哲學、歷史知識著稱于世。2008年以『偵探小說的邏輯——論羅素的邏輯與奎因、笠井潔、西尾維新的偵探小說』(探偵小説の論理学—ラッセル論理学とクィーン、笠井潔、西尾維新の探偵小説)獲得第八屆本格推理大獎(評論研究部門)。其作品尚有『漫畫殺人事件』(コミケ殺人事件)、『復仇女神的嘲笑』(ネメシスの哄笑)、『神之子的密室』(神の子の密室)、『巴比倫空中花園殺人事件』(バビロン 空中庭園の殺人)、『莫臥兒皇宮的密室』(ムガール宮の密室)、『魔夢十夜』、『駒場的七個迷宮』(駒場の七つの迷宮)、『古爾謝艾普的殘影』(グルジェフの残影,原題『Gの残影』)等。
发表于2024-12-22
探偵小説の論理学 2024 pdf epub mobi 电子书
图书标签: 推理 西尾維新 小森健太朗 日文版 推理评论 文字 小森健太郎
探偵小説における論理とは何か?不可解な謎に対する筋の通った合理的な説明が与えられたとき、「論理的」であると探偵小説読者は感じる。しかし、ここでいう「論理」とは論理学でいう「論理」のみならず、別の要素が介在している。探偵小説における「論理」を捉えるためには、遡って論理学の「論理」を捉え返す必要がある。ラッセル論理学に基づき、エラリー・クイーンなどの探偵小説における論理を論考する。新しい時代のミステリとコードの変容の係わりを考察し、新しい時代への対応法を大胆に提言する。
=====目次=====
第1部 現代論理学の形成と動向—ラッセルの論理哲学を中心として(ロゴスから論理へ
フレーゲとラッセルの論理学的革新
ラッセルの記述理論の意義 ほか)
第2部 探偵小説の論理と公理(ホームズ物語と「モルグ街」の論理
詭弁論理とチェスタトンの逆説論理
ヴァン・ダインによる探偵小説二十則 ほか)
第3部 ロゴスコードの変容と論理物語の新潮流(パウル・ティリヒの別の箱—新時代の物語受容の変化についての一考察の試み
ロゴスコードの変質と現代の探偵小説
モナドロギーからの西尾維新へのアプローチ ほか)
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