編・澁澤 龍子(しぶさわ りゅうこ)
一九四〇年、鎌倉生まれ。エッセイスト。六九年、澁澤龍彦と結婚。以来、澁澤龍彦の執筆活動に大きな刺激を与えてきた。著書に『澁澤龍彦との日々』(白水社)などがある。
撮影・沢渡 朔(さわたり はじめ)
一九四〇年、東京生まれ。写真家。七〇年代に入ってから、『ナディア』『少女アリス』などの写真集で独自のエロチシズムを表現し注目され、今も旺盛な創作活動を続けている。
遺されたオブジェと文章から澁澤龍彦の真髄が見えてくる! フランス文学者、作家、エッセイストとして、文化のさまざまな局面に力強いくさびを打ち込み、圧倒的な支持を受けた澁澤龍彦は、没後もなお光彩を放ち、人びとを惹きつけてやまない。そして自ら「ドラコニア」と名付けた「龍彦の領土」には、澁澤龍彦の少年のような無垢な心を感じさせるオブジェが、今も息づいている。本書は、それらのオブジェを、写真家・沢渡朔があるがままにとらえた写真と、澁澤龍彦自身の文章で構成した、ドラコニア・ワールドのオブジェ編であり、サド、エロチシズムと並ぶ澁澤龍彦の主要なテーマ「オブジェ」を具体的に浮かび上がらせたものである。
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