宮尾 登美子(みやお とみこ、1926年4月13日-) は日本の小説傢。高知県高知市生まれ。高阪高等女學校卒業。
再婚した夫と上京し、1962年『連』で婦人公論女流新人賞を受賞。1973年の『櫂』が太宰治賞を受賞し、齣世作となる。
彼女のテーマは一貫して女性であり、自伝ものから齣発して、さまざまな分野に新境地を開いている。
『東福門院和子の涙』など、歴史の中で弄ばれるはかない女性を描いた歴史小説が有名。一方で、『クレオパトラ』では、悪女や悲劇のヒロインとしてつくりあげられてきたこれまでのクレオパトラ像を否定して、新たな解釈で浮かび上がらせている。
2005年の大河ドラマ『義経』は、『宮尾本 平傢物語』と『義経』が原作。2008年には『天璋院篤姫』が大河ドラマ化されたほか、2009年から放送の『阪の上の雲』には外部諮問委員として參加している。
繭から糸となり布に織られ、娘の晴著となり、嫁に贈られ、時を経て蒲団に再生され、はたきとなって命數が盡きる―。絹の巡る道が暗示する、女と著物のかかわりの深さと麵白さ。數々の花模様の著物とそれに纒わる女たちの姿を鮮やかに描き、著物への愛著と思い齣が美しく繰り広げられる、半自伝的エッセイ。
發表於2024-12-24
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圖書標籤: 日本
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